WordPressからBloggerへ引っ越し エクスポートとインポートと301リダイレクト

WordPressで作成していた記事と、Bloggerに元からあった記事を統合するにあたり、初めてエクスポートとインポートと301リダイレクトを行ったので、その方法と、ちょっとしたつまずきがあったので記録します。


まず、Bloggerに元からある記事が、インポートによって上書きされて消えてしまうんじゃないかと心配だったので、エクスポートファイルをバックアップとしました。

Bloggerのエクスポート方法


設定からその他を選択後、ブログツールのブログをエクスポートをクリックします。
すると、エクスポートについての説明が出るので、ブログをダウンロードをクリックします。

ダウンロードが始まります。このブログの場合は数秒で終わりましたが、ブログの規模が大きいともう少しかかるかもしれません。

ダウンロードファイルは、特に指定していない場合、ダウンロードフォルダにダウンロードされます。「スタート」→「コンピュータ」→「ダウンロード」(win7)
こんなファイルができていれば成功です。
他のブログにインポートするときにこのファイルを使います。

インポート後にわかったことではあるが、元記事はそのままの状態で投稿されていたので、今回のように、WordPressからBloggerに移転する場合は、この作業は必要ありませんでした。

WordPressのエクスポート方法

ツールからエクスポートを選択する。
エクスポート画面になるので、エクスポートする内容を選択します。今回は、すべてのコンテンツにチェックをしてエクスポートしました。

内容を選択後、エクスポートファイルをダウンロードをクリックします。

ダウンロードファイルは、特に指定していない場合、ダウンロードフォルダにダウンロードされます。「スタート」→「コンピュータ」→「ダウンロード」(win7)
こんなファイルができていれば成功です。

通常このファイルをインポートするのですが、Bloggerにインポートする場合、このままではうまくいかないので、Blogger用のファイルに変換します。

エクスポートファイルの変換

http://wordpress2blogger.appspot.com/でBlogger用ファイルに変換します。

ファイルを選択をクリックして、先ほどダウンロードしたエクスポートファイルを選択します。
次に、Convertボタンをクリックして、エクスポートファイルをダウンロードします。

こんなファイルができていれば成功です。

続いてこのファイルをBloggerにインポートします。

WordPressからBloggerへのインポート

Bloggerにブログがない場合は先に作成しておきます。作成後の手順は既存のブログへのインポート方法と同じです。


既存のブログへインポートする場合は、設定からその他を選択後、ブログツールのブログをインポートをクリックします。

ブログをインポート画面になるので、ファイルを選択をクリックして、先ほど変換してダウンロードしたファイルを選択します。

次に表示された文字と数字を入力します。読みにくいときは、入力欄の横の丸い矢印をクリックすると、違う文字に変わります。

インポートした投稿を自動的に公開したくないときはチェックをはずします。
元のブログで画像を使っていると、Bloggerで表示したときに表示がおかしくなる(下に画像有り)ことがあるので、確認してから投稿する場合は、チェックをはずしてください。

チェックをはずすと一件ずつ公開していくことになります。

最後に、ブログをインポートボタンをクリックでインポートが完了します。

インポートして気付いたこと

WordPressで作った固定ページはBloggerのページにインポートされます。
投稿一覧にないなと思ったら、ページを確認してみてください。

WordPressで作ったカテゴリとタグはラベルへ変換されます。
WordPressで「ブロガー」とカテゴリを作っていて、Bloggerのラベルで「Blogger」と作っていた場合は、当たり前ですが「ブロガー」のラベルが新たにできます。

WordPressで大きな画像を使っていると、Bloggerで表示したときにはみ出してしまいます。

301リダイレクト方法

今回は301リダイレクトをするつもりはなかったのですが、今後やりたくなったときにスムーズにできるように、一度体験しておこうと思い実施しました。

301リダイレクトはどのようなときに必要なのかは、301 リダイレクトで説明されています。

301リダイレクトの設定は各レンタルサーバーで行います。

サーバーはXdomainで独自ドメインを使用していたので、そのときを例に記録していきます。

Xdomainの301リダイレクト方法

Xdomain管理画面にログインします。

無料レンタルサーバーのWordPress管理パネルログインをクリックします。
WordPress管理画面で、301リダイレクトをするサイトの設定をクリックします。
各種管理設定の.htaccessの編集をクリックして.htaccessの編集を行います。

本当は、何記事か元のURLに残しておきたかったのですが、なかなか思い通りのところに転送できなかったので、WordPressを丸ごとBloggerのTopページに転送することにしました。

旧記事から新サイトトップページへのリダイレクトはおすすめしません。旧記事から新サイト記事へリダイレクトするのが一般的です。

ただ、それでも、思い通りの場所に転送されないことがあります。
パーマリンク設定をしっかりしていれば、このようなことにはならないかもしれません。

.htaccessに、
RedirectMatch 301 .* http://ココに転送先URL/
と追加入力すると、元のサイトから新しいサイトへ転送することができます。

ただし、注意点がひとつあります。

301リダイレクトをして気付いたこと

上の方法で301リダイレクトすると、WordPressダッシュボードのログイン画面にすら入れなくなります。

.htaccessに入力した、RedirectMatch 301以降を削除するとログインできるようになります。

8ヶ月前に設定した301リダイレクトを解除
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